東米工(東京都米菓工業協同組合)は、東京のあられ・おせんべい屋さんの集まりです。メニューから、お好みの情報をお楽しみください。

※このホームページは、全国中小企業団体中央会の補助を受けて作成しました。

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東米工からのお知らせ

サントリービール工場見学会

2024年10月17日


10月16日(水)、組合主催の見学会で、サントリー武蔵野工場を訪れました。この工場は、サントリーの一番最初のビール工場であり、「ザ・プレミアム・モルツ」発祥の地でもあります。サントリーはビール作りにおいて水が重要と考えており、良質な天然水の採水できる場所に位置しています。

映像とガイドによるサントリーの歴史やビール作りへのこだわりについての簡単な説明の後、ツアーがスタート。まず、素材について説明を受けました。「ザ・プレミアム・モルツ」は副原料を使わず、天然水、麦芽、ホップのみを使って仕込んでいます。麦芽の一部に使われているダイヤモンド麦芽を試食し、アロマホップの香りを嗅ぎ、ビールの味の基本となる要素を実感できました。

次に仕込み設備を見学。大きな仕込み釜で麦汁(ビールの元となる液体)を作る工程でした。麦芽と水を混ぜ合わせて加熱し、酵素の働きで麦芽が糖分に変わる様子が解説されました。

続いて発酵工程、貯酒工程、ろ過工程、パッケージング工程をガイドの解説を聞きながら見学しました。官能検査の工程では、VRスコープを使った検査の様子を見学する体験もありました。バーチャルな見学方法は新鮮で面白かったです。

見学の最後には、工場で作られたばかりの3種類のビールを試飲しました。新鮮なビールは、アロマホップの豊かな香りが感じられ、学んだことを思い出しながら味わうことで、一層ビールの魅力を感じることができました。

サントリー流の乾杯の掛け声「スコール!」で乾杯

令和6年度全国米菓工業組合関東ブロック連絡指導会議

2024年09月11日


9月9日(月)東日本宇都宮ホテルにて「令和6年度全国米菓工業組合関東ブロック連絡指導会議」が開催され、関東5都県から35名が参加しました。本年の幹事組合である栃木県米菓協同組合の膝附理事長の挨拶で開会し、まず各組合から現況報告が行われました。

続いて全米工飯島専務理事から令和5年産、6年産原料米の生産動向、価格動向、MA米の価格動向、原料米不足に伴う備蓄米の入札販売等について説明がされた後、活発な意見交換が行われました。

講演する全米工飯島専務理事

会議の後の懇親会では、和やかな雰囲気の中、会員同士の交流が行われました。

来年幹事の茨城県米菓工業協同組合藤川理事長の三本締めでお開きに

第74回通常総会・懇親会

2024年05月30日


5月29日(水)、上野精養軒にて第74回通常総会が開催され、全議案が可決承認されました。

第74回総会は43名の組合員(うち委任状31名)が参加して開催されました

その後の懇親会では、組合員、協賛会会員ほか関係者37名が出席しました。

冒頭、木村理事長が「先週浅草の三社祭が四年ぶりに盛大に行われました。うちの町会のモットーは今年は笑顔で三社祭をやろうということでした。今日も是非笑顔で懇親会を過ごしたいなと思います。」と挨拶しました。

木村理事長

次に協賛会石田会長から「世間一般では世代交代ということが言われております。先日の大相撲では大の里が優勝して新しい波が来ると言われてますが、翌日のニュースで大の里のお父さんが48歳だと言われたときには、かなり変なショックを受けまして、一方でまだ70、80歳を超えて現役の方もいらっしゃるということで、うまく世代をマッチしながら進めていかざるを得ないのかなと思っております。」とご挨拶をいただきました。

協賛会石田会長

続いて全米工飯島専務理事から「日本の食文化を支えているあられせんべいを大切に製造販売していること誠に敬意を表したいと思っております。全米工としても東京都米菓の組合の発展に支援をしたいと思っております。協賛会の皆様はじめご列席の企業の皆様の発展と健勝を祈念いたしまして乾杯に移りたいと思います。」と乾杯のご挨拶をいただき開宴となり、参加者一同の交流が活発に行われました。

全米工飯島専務理事

お礼の言葉では、小林副理事長が「各業界大変だという話はうががっておりますけど、協賛会の方々またご来賓の方々含めてこれから一年東京米菓がお力添えをいただいて、また来年も楽しい総会・懇親会ができますよう、がんばってまいります。」と挨拶しました。

小林副理事長

最後に碓田専務理事の三本締めで閉会しました。会は終始賑やかで、有意義な懇親会でした。

碓田専務理事

令和6年度東京都製菓衛生師試験のお知らせ

2024年03月11日

令和6年度東京都製菓衛生師試験が下記のとおり実施されますのでお知らせします。

試験日時 令和6年6月15日(土曜日) 午前11時から午後1時まで
試験会場 東京大学駒場キャンパス(目黒区駒場3-8-1)

詳細等につきましては、東京都保健医療局ホームページをご参照下さい。

「米」勉強会

2024年03月07日


3月6日(水)、中小企業会館会議室にて「米」勉強会が開催され、14名の組合員が参加しました。

全米工の飯島専務から米菓原料米の生産事情、5年産米の作柄、高温障害に伴う特定米穀発生量の減少、6年産米の見込み等について説明があり、原料米の価格動向についても詳細なデータをもとに解説していただきました。

木徳神糧(株)の石田取締役からはもち米について、うるち米との違い、もち米のでんぷんの構造と特性、日本のもち品種の分布やもち米の遺伝的特性等について説明いただきました。

米菓のもっとも重要な原料である「米」の奥深さを知ると同時に、最新の情報を入手する必要があることを改めて感じさせてくれる貴重な場となりました。

全米工飯島専務

新年会

2024年01月26日


1月25日(木)、上野精養軒にて東米工の新年会が開催され、組合員、協賛会会員ほか関係者33名が出席しました。

冒頭、木村理事長が「色々な形で状況が様変わりしている。近年見てもかなり大きな変化が出る年だと思っております。そんな中でできるだけ良い商品を作っていただけるように組合のほうとしても勉強会などの活動を通じてバックアップできたらと思っております。」と挨拶しました。

木村理事長

次に昨年叙勲受章の小林副理事長が受章について報告し、「11年前に経済産業省主幹でがんばる中小企業・零細企業社300社に当社が推薦をいただいたことがきっかけで、10年間がんばって会社が残ってやってきたということで打診があった。組合を通じて事業を頑張ってこれたということと、元々は兄がやっていた地元の葛飾北斎の関係であるとか、そんなことが絡まっての受章だと思っていますので、私一人がいただいたものではなくて、家業を頑張ってきたことがありがたいと思っています。」と述べました。

小林副理事長

続いて協賛会石田会長から「今年も協賛会は組合員の皆様をバックアップしていきたい。」、全米工栗山事務局長から「原料米の不足、色々な経費の価格の上昇があって非常に厳しい環境の中、こういう時こそ組合員の方々と一緒になって一丸となって進めていくことが大切だと思っております。皆様のご意見を聞きながら今後の米菓業界の発展ができればと思っております。」とそれぞれご挨拶をいただきました。

協賛会石田会長

全米工栗山事務局長

協賛会(株)誠和永井社長による乾杯のご発声により開宴、着席のビュッフェ形式で食事を楽しみながら組合員、協賛会会員が交流を深めました。

協賛会(株)誠和永井社長による乾杯

宴もたけなわ、大砂副理事長よりお礼の言葉があり、「去年一年間振り返ってみると原料高に苦しめられたが、値上げ、アイテムの削減、人手不足の解消をしてなんとか赤字を回避できた。そんなことで切り抜けたと思ったら今年は米がない。色々な問題が出てくると思うが、皆様方と協力しながらなんとかこの難局を乗り切りたいと思います。」と述べました。

大砂副理事長

最後に協賛会山田副会長の音頭による三本締めで会はお開きとなりました。

三本締め

叙勲受章の小林副理事長に中央会から記念品贈呈

2024年01月11日


1月11日(木)目黒雅叙園で開催された東京都中小企業団体中央会の新年賀詞交換会の中で、昨年秋に旭日単光章を受章された小林副理事長と他8名の受章者の受勲がお祝いされました。
新年賀詞交換会には約400名が参加、小池知事や甘利明衆議院議員など多くの来賓もおこしになる中、受章者が1名ずつ紹介され、中央会からは受勲を祝して記念品が贈呈されました。

左から3人目が小林副理事長

来賓を代表して小池都知事が挨拶

受章を紹介される小林副理事長

「醤油」勉強会

2023年10月29日


10月27日(金)、ヤマサ醤油(株)東京支社にて「醤油」勉強会が開催され、会員企業から15名の参加がありました。

まず様々なエピソードとともに、ヤマサ醤油(株)がどんな会社かを学びました。ヤマサ醤油(株)は1645年に創業。銚子が醤油醸造に適した土地であったため、その後醤油作りが発展していきました。

次に醤油の製造方法を学びました。おいしい醤油作りのポイントは、「一麹(こうじ)、二櫂(かい)、三火入れ」です。一麹はよい麹を作ること。よい微生物を発育させて菌を作ること。二櫂はできたもろみをよくかき混ぜること。空気を入れ替えて微生物の代謝を促進させる。三火入れは生醤油を加熱する工程。ここで香りと色が生まれる。これらの工程をきっちり抑えることがおいしい醤油作りのポイントになります。醤油はJAS分類により、濃口、淡口、たまり、再仕込み、白と分類され、5品種の醤油にはそれぞれ個性があります。クイズ形式で5品種の醤油を試食し、色合い、香り、風味などの違いを体感しました。

左上から濃口、淡口、たまり、再仕込み、白

そしてヤマサ醤油の特長を学びました。ヤマサ醤油は赤みが強く、食欲をそそる澄んだ明るい色をしています。独特な高い香りがあり、魚介類などの生臭みをマスキングする効果、加熱後の香りの残りやすさ、柑橘のさわやかな香りを強調するなどの特長があります。ヤマサ醤油と他社の醤油にそれぞれゆず果汁を添加し、味の違いを体感しました。

ゆず果汁を醤油に添加

ヤマサ業務用醤油商品ラインナップは窒素分と色によって分類されます。メニューによって醤油感を出したくない場合は窒素の低い醤油、逆に味付けの強いタレを作りたい場合には窒素の高い醤油といったように用途に適したラインナップがあります。その中で濃縮醤油と黒蜜風醤油をご紹介いただきました。濃縮醤油はうま味成分の強い醤油で、濃厚さや焼成感を付与できます。黒蜜風醤油はカラメル色素に変えて食品の色付けに使用したり、油を抱き込む効果があるので、乳化剤の代わりとして使用することもできます。2種類の醤油を濃口醤油と比較しながら試食し味の濃厚さを体感しました。

黒蜜風醤油の油を抱き込む効果を実演

最後に焦がし醤油粉末をご紹介いただきました。焦がし醤油粉末は、醤油をフライパンで焼いた時のような、焦がし感やロースト風味が強い粉末醤油です。ポテトチップスに焦がし醤油粉末を添加して醤油感を味わいました。

焦がし醤油粉末を添加したポテトチップス

終始参加者からの質問が尽きず、とても有意義な勉強会でした。

「東京のあられ・おせんべい大感謝祭」三角クジフェア

2023年10月29日

東京都米菓工業協同組合では、「東京のあられ・おせんべい大感謝祭」三角クジフェアを今年も開催いたします。
賞品は、
1等:1000円分の商品
2等:500円分の商品

よく当たると評判のキャンペーンですので、是非お近くの加盟店まで!
三角クジがなくなり次第終了となりますのでお早めに!
キャンペーン期間は加盟店によって異なります。詳細は各加盟店へお問合せください。

令和5年度全国米菓工業組合関東ブロック連絡指導連絡会議

2023年09月13日


9月11日(月)浅草ビューホテルにて「令和5年度全国米菓工業組合関東ブロック連絡指導連絡会議」が開催されました。本年は4年ぶりの開催で、関東5都県から26名の参加がありました。
本年の幹事組合である東米工木村理事長の挨拶で開会し、各組合から現況報告が行われ、全米工飯島専務理事からは原料米の生産動向、価格動向についての報告や食の安全・安心への対応についての説明が行われました。
会議の後の懇親会では浅草芸者衆の舞いも披露される和やかな雰囲気の中、会員同士の交流が活発に行われました。

会議で挨拶される関東ブロック長の埼玉県米菓工業協同組合新井理事長

東米工の現況を報告する小林副理事長

原料米の動向等について報告する全米工飯島専務理事

懇親会で挨拶する木村理事長

懇親会での浅草芸者衆の舞い